更新日(lastmod)は表示・sitemap・JSON-LDの3か所で同期。鮮度不明の情報はAIが避ける
公式サイトのページに「最終更新日」を書いていますか。メニューや営業時間を直したとき、日付まで更新していますか。今回はInstagramの投稿でお伝えした「更新日(lastmod)を表示する理由」を、もう少しくわしくお話しします。地味に見える項目ですが、AIに店舗情報を使ってもらううえで意外と大事なポイントです。
更新日が「ない」と、AIは答えに使いにくい
AIや検索エンジンは、集めた情報が「今も正しいか」を気にしています。更新日の記載がないページは、AIにとって「いつの情報か分からない」「今も正しいか分からない」情報です。せっかく正しい営業時間やメニューが書いてあっても、鮮度が分からない情報は回答に使いにくく、避けられやすくなります。
逆に言えば、更新日がきちんと示されているだけで、「このお店の情報は手入れされている」というサインになります。人が見ても安心感がありますし、AIにとっても判断材料のひとつになる、というのが投稿の趣旨です。
更新日を伝える3か所
投稿では、更新日を伝える場所として次の3か所を挙げています。
1つ目は、ページ上に表示すること。「最終更新:2026年9月10日」のように、人にも見える形で書きます。ここは人とAIの両方に向けた情報です。
2つ目は、sitemap.xmlのlastmod(ラストモッド)です。sitemap.xmlは、サイトにどんなページがあるかをクローラー(情報を集めにくる仕組み)に伝えるファイルで、lastmodはそのページの最終更新日を示す項目です。ここを実際の更新と同期させます。
3つ目は、JSON-LDのdateModified(デートモディファイド)です。JSON-LDは、AIや検索エンジンに向けて店舗情報を決まった形式で伝える仕組みで、dateModifiedはその中の「最終更新日」にあたる項目です。内容を変えたときに必ず更新します。
ポイントは、3か所すべてを「実際の更新」と同期させることです。どれかひとつだけ更新していたり、表示とlastmodで日付が食い違っていたりすると、かえって信頼されにくくなります。
よくあるNGとOK
投稿で紹介されたNGとOKを整理すると、次のようになります。
ページ表示は、記載なしがNG、最終更新日を表示するのがOK。sitemapは、lastmodがない・いつも同じ日付で固定されているのがNG、実更新と同期しているのがOK。JSON-LDは、dateModifiedがないのがNG、変更時に更新するのがOK。そして運用面では、更新しても日付がそのままなのがNG、更新フローに組み込むのがOKです。
「作ったときに一度だけ日付を入れて、あとは触っていない」というサイトは少なくありません。これは「記載がない」のと同じくらい、AIから見るともったいない状態です。
更新日は「運用」に組み込む
更新日を正しく保つコツは、仕組みにしてしまうことです。投稿では、変更があったときは公式サイト→GBP(Googleビジネスプロフィール)→SNS→各媒体の順に反映し、そのときにdateModifiedも更新する、という流れを紹介しています。営業時間・メニュー・価格の改定は、飲食店なら必ず起こる変更です。これらを運用フローに入れておけば、更新日が止まることがなくなります。
また、多言語ページを自動生成している場合は、構造化データ(JSON-LD)も言語別に出力するようにしておくと、どの言語のページも同じように鮮度を伝えられます。
まとめ
- 更新日の記載がないページは、AIにとって「今も正しいか分からない」情報になりやすい
- 更新日は、ページ上の表示・sitemap.xmlのlastmod・JSON-LDのdateModifiedの3か所で伝える
- 3か所すべてを実際の更新と同期させる。固定の日付や片方だけの更新は避ける
- 営業時間・メニュー・価格の改定を運用フローに組み込み、公式サイト→GBP→SNS→各媒体の順で反映する
- 多言語ページも、構造化データを言語別に出力する
まずは、自分のお店の公式サイトに最終更新日が表示されているか、そしてその日付が最後に内容を直した日と合っているかを確認してみてください。公式サイトがAIに読み取れる状態になっているかを手軽に確かめたい方は、モグカツの無料診断をご利用ください。公式サイトのURLを入れるだけで、AIに読み取れる状態かどうかを採点します。
※上記はAIや検索エンジンに店舗情報を正しく読み取ってもらうための一般的な設計指針です。
