Googleビジネスプロフィールと公式サイトの「情報のズレ」が、AIに選ばれない原因になる
お店の情報は、いろいろな場所に載っています。公式サイト、Googleビジネスプロフィール(GBP)、食べログなどのグルメサイト、Instagram、予約サイト。これらの内容が少しずつ違っているお店は、実はとても多いです。
「小さなズレ」がAIには大きい
人間なら「たぶん22時までだろう」と読み替えられますが、AIはそうはいきません。AIは複数の情報源を照らし合わせてお店を理解するため、情報が食い違っていると「どれが正しいのか判断できない」状態になり、おすすめの候補から外しやすくなります。
Googleがコンテンツの品質を考える概念「E-E-A-T」でも、特に重要とされているのが Trust(信頼性) です。飲食店にとっての信頼性とは、公式サイトの一次情報が正しく、最新で、Google・SNS・第三者の情報とも矛盾していない状態のことです。
今日からできる「一致」チェックリスト
次の項目を、公式サイト・GBP・グルメサイト・SNS・予約サイトで見比べてみてください。
- 店名 — 「焼肉 ○○ 渋谷店」と「焼肉○○」のように、表記が揺れていないか
- 住所 — ビル名・階数・全角半角まで同じか
- 電話番号 — ハイフンの有無や、市外局番の書き方が同じか
- 営業時間・ラストオーダー — 平日と週末、ランチとディナーが媒体ごとにズレていないか
- 定休日 — 「不定休」と「日曜定休」が混在していないか
- 価格帯 — 「¥3,000〜¥4,000」など、実態と各媒体の表示が合っているか
- 公式サイトのURL — GBPのウェブサイト欄に、公式サイトの正規URLが入っているか
変更するときの「順番」を決めておく
ズレが生まれる一番の原因は、「変えたときに、一部の媒体だけ直す」ことです。おすすめの順番はこうです。
公式サイト → Googleビジネスプロフィール → SNS → 各グルメサイト・予約サイト
公式サイトを「情報の本拠地(一次情報)」と決めて、まずそこを直し、他媒体を公式サイトに合わせる。この順番を習慣にすると、ズレは自然に減っていきます。
公式サイト側でやっておきたいこと
公式サイトには、人が読む本文に加えて、機械が読める「構造化データ(JSON-LD)」で同じ情報を持たせます。店名・住所・電話番号・営業時間を本文とJSON-LDの両方に書き、さらに sameAs でGBPやSNSの公式アカウントを宣言しておくと、AIは「これらは同じお店の情報だ」と理解しやすくなります。
年末年始や臨時休業も、specialOpeningHoursSpecification で事前に明示しておくと、AIが古い営業時間を答えてしまうリスクを減らせます。
忙しいお店ほど「仕組み」で解決する
とはいえ、営業しながら5つも6つもの媒体を手で直し続けるのは大変です。モグカツの店舗管理画面では、営業時間・定休日・メニュー・価格などを1回変更すると、公式サイト本文・JSON-LD・多言語ページに同時反映され、一括投稿システムでGBP・Instagram・X・Threadsにもお知らせを届けられます。
情報はひとつ。届け方はチャネルごとに最適化。それが「すべてで選ばれる」ための基本です。
